親の老人ホーム入居が決まったら、入居当日に向けて準備を進める必要があります。
この記事では、用意すべきものや準備すべきことを、老人ホーム入居までの流れとともにまとめてご紹介していきます。
親の老人ホーム入居を検討している方はぜひご一読くださいね。
目次
老人ホーム入居までの流れ
まずは、老人ホームの入居までにどのような手順を踏む必要があるのか確認していきましょう。
①入居を決める
はじめに、ご本人と家族で入居をするかどうかの話し合いをする必要があります。
入居を決める時に考慮すべき項目は立地・費用・入居条件・医療や介護の体制など多くありますが、大切なのはご本人の気持ちです。
その時の状況によっては親に説得をしなければならない場面も出てくるでしょう。
入居されるご本人の気持ちを尊重できるように、慎重に話し合いを進めていきましょう。
②施設を探す
入居が決定したら施設探しを始めます。
入居条件を具体的に挙げて、その条件に合った施設を探していきましょう。
希望条件には以下の項目がよく挙げられます。
費用
老人ホームにかかる費用は「初期費用(入居一時金)」と「月額費用」の2種類からなり、サービス内容や立地などによって料金の相場が変わってきます。
月額費用の中には、食費や医療費、光熱費なども含まれており、施設によっては食費が日ごとに算出されるところもあります。
公的施設に分類される老人ホームの中には、初期費用がかからない施設もあります。
条件に合う施設を見つけていきましょう。
立地
老人ホームへの入居を検討された方のほとんどが条件として挙げるのが「立地」です。
面会を行う家族が通いやすい場所にあるのか、入居者が精神的に安らげる環境にあるのかなど、様々な観点から立地を決定していく必要があります。
入居されるご本人とご家族の希望を照らし合わせて、最適な入居先を探していきましょう。
入居条件に合うか
老人ホームには基本的に施設側が定めている入居条件があります。
項目は、要介護度・年齢・必要な医療行為・保証人/身元引受人・支払い能力などが挙げられます。
あらかじめ入居条件を確認し、該当するかチェックしておきましょう。
医療や介護の体制
入居されるご本人の状況に合った医療体制を選ぶ必要があります。
専門的な医療サービスが必要だと予測できる場合は、医師や看護師がいるかなど、検討している老人ホームで受けられる医療行為の程度を確認しておきましょう。
③見学・体験入居
入居する老人ホームの候補が決まったら、施設の見学を行いましょう。
見学にいく時に気にするべきポイントは、受けられるサービスの管理体制、建物の清潔度や設備、スタッフの対応や施設内の雰囲気、食事や嗜好品に関する対応などが挙げられます。
見ておきたいポイントはたくさんあるかと思うので、メモなどに残して確認するのも良いでしょう。
また、日中と夜での施設の雰囲気の違いなど、実際に入居してみることで見学時にはわからなかったことが明るみになるパターンもあります。
見学で入居を希望する施設が絞れたら、体験入居をしてみるのも有効です。
④契約して入居
最後に契約して入居を確定させます。
契約手続きに必要な書類を揃えて申し込みをし、初期費用を支払って入居決定になります。
必要なものリストを作ろう
続いて、老人ホームへの入居時に必要になる物をリストにして確認していきましょう。
下記のリストが入居初日に持っていくべきもののリストになります。
・入浴・洗面用具
・爪切、耳かき
・ヘアブラシ
・入れ歯、入れ歯ケース
・石鹸
・石鹸箱
・ティッシュ
・髭剃り用品
・ハンガー
・箸
・コップ
・衣服
・衣装ケース
・タオル類
・靴（室内履き・外履き）
・保険証やお薬手帳
このほかにも、本、ジグソーパズルなどの娯楽用品や出かける用の洋服、家族写真、イヤホン、耳栓などプラスαで必要なものがあれば、規定内かどうかを確認して問題なければ準備しましょう。
そのほかに準備することは？
施設の種類にもよりますが、老人ホームに入居するには要介護認定が必要になります。
希望する施設の入居条件を確認し、要介護認定が必要な場合は入居を希望するご本人が住んでいる市区町村の窓口で事前に申請しておきましょう。
また、「老人ホーム入居までの流れ」でもあったように費用の準備は必須になります。
無理なく生活を送れるように、ご本人・ご家族でしっかりと計画を立てておきましょう。
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いかがでしたか？
今回は親が老人ホームに入る時に必要なものや準備することをご紹介していきました。
親の老人ホーム入居を検討している方はぜひ参考にしていただけますと幸いです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました！