コラム

第1回「炊き出しイベント」による社会貢献活動の様子と、プロジェクト立ち上げの背景

こんにちは〜♪
株式会社トカノ ハート&ハート代表の松井麻律(まつい まり)です!
生前整理・老前整理・遺品整理・訪問介護の事業をしつつ、遺品アドバイザーとしての活動をしています。

今回は、2月21日(月)、神奈川県横浜市西区のレンタルスペース「ワイナリー」にて開催された第1回「炊き出しイベント」の様子や、プロジェクトを立ち上げた背景をお話していきます。社会貢献活動や、「炊き出しイベント」に興味のある方は、是非ご一読くださいね。

炊き出しイベントの詳細は下記の記事に記載しています。
食品・廃棄ロスを減らす!「炊き出しイベント」による社会貢献活動を始めました

「炊き出しイベント」の様子

2月21日、無事に第1回目の「炊き出しイベント」を開催することができました。
開催にあたり、ご支援・応援、ご参加くださったみなさまありがとうございました!

当日は生前整理などで出た物資やご支援でいただいたもの、私たちで用意したものを合わせてお配りしました。

配りきれなかったものは、チラシによる周知活動も兼ねてイベントを行った公園内でお配りする形となりました。

10名近くの方々に食料品や日用品の配布をすることができました。
初回ということで2時間程度の開催でしたが、たくさんの方の笑顔をみることができ、とても嬉しく思います。

今後も活動の幅を広げ、廃棄ロス、食品ロス、社会からの孤立といったあらゆる社会問題の解決に繋げていけるよう精進してまいります!

プロジェクト立ち上げの背景

ここからは、プロジェクト立ち上げの背景についてお話していきます。

──昨年、父が亡くなりました。自死でした。

父は料理人で、ユーモアに溢れた人でしたが、自分の感情を人に伝えることなど、対人関係においては不器用な人でした。
数年前、新型コロナウイルスが発生してからというもの、社会との繋がりが大きく減った新たな環境に対応できず、父は孤独を感じていたのだと思います。
なんとか時間を作って会いに行ったり、電話をしたり、できる限りのことはしましたが実家から遠く離れた場所で生活し、仕事をしている私たちが父と関わるのには限界がありました。
わかってはいるけれど、「もっともっと関わっておけばよかった……」という思いが今でも心の奥に残っています。

人は本当に孤立すると、苦しくてどうにもできなくなってしまいます。そして、それを見ている家族もとても苦しくなり、悪循環に陥ってしまうのです。
そういうリスクは決して人ごとではなく身近に存在しています。

繋がっていれば、救える命がある

父と私たちのように、苦しくてどうにもならなくなる前に人との繋がりを増やして孤立から救いたい。コロナ禍の折、様々な制約がある中でわたしたちができることを模索し、思いついたのがこの「炊き出しイベント」でした。
この「炊き出しイベント」で、苦しんでいる人とその家族が1人でも、少しでも明るく前向きになってほしい。イベントに顔を見せに来てくれるだけでもいいんです。繋がっていれば救える命がある、と私たちは信じています。

最後に

「炊き出しイベント」は今後も積極的に活動を広めていきたいと考えています。

支援活動は、当事者の周りにいる方が活動の存在を知らせてあげるだけでも大きな支援になります。この活動に共感いただけた方は活動を広めるという形でご支援いただけますと幸いです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。