コラム

【プロが教える】生前整理のやることをリストでわかりやすく解説します

この記事では、生前整理でやるべきことをリストでわかりやすく解説していきます。
「生前整理を検討しているが具体的に何をすればいいのかわからない。」という方や、「流れを知って今後の参考にしたい。」という方におすすめの内容となっているので、ぜひご一読くださいね。

生前整理とは

生前整理とは、元気なうちに自身の身の回りの整理をしておくことです。
生前整理を検討される方の年代は60代以降が多いとされていますが、最近では30代・40代から万一の事態に備えて「生前整理」を行う方も増えてきています。

「生前整理」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
生前整理とは?いつから始めるべき?意味やメリットデメリットを解説します

生前整理のやることリスト


生前整理で実際にやることを解説していきます。
はじめにどのような項目があるのかリストで確認していきましょう。

生前整理でやること


続いて、それぞれの具体的な内容を確認していきます。

 

「不要なもの」と「必要なもの」を分別

自宅や部屋など、ご自身の居住スペースにある家具や物を「不要なもの」と「必要なもの」に分け、処分や売却、譲渡、または整理をする作業です。
分別が必要なものには、日用品や食料品などの小さなものから、家具などの大きなものまで該当するため、体力と計画性が必要になる作業です。
今日はこの日、明日はこれをやる。といったように、ご自身である程度スケジュールを決めておくことで、スムーズに進行しやすくなるでしょう。
体力に自信がない場合や一人でできるか不安という方は、ご家族や専門の業者に依頼することで負担を減らすことができます。

家財の配置を決める

居住スペースにある家財の配置を決めましょう。分別とその後の対処を終わらせた後に行うことで効率的に作業を進めることができます。
配置を決める基準としては、老後をどう過ごしたいか、施設に行く可能性や、体力的な面で適切な配置は何か、などが挙げられます。
このように、ご自身で定めた基準を元に家財の量や配置を決めることで、快適な生活を送る手助けに繋げることができます。

高い所や、出し入れが困難な場所に物を置かないようにするなど、無理に全ての空間を埋めなくてもよいという考えで行いましょう。

財産の整理

財産の整理には、現金や預貯金だけでなく不動産や自動車、骨董品、美術品など、あらゆるものが該当します。
そのためまずはじめに、ご自身の財産として扱えるものを書き出していきましょう。その際、未払金や借金がある場合はそちらも整理する必要があります。

「財産目録」のように、相続を行う時そのまま活用できる方法などもあるので、スムーズに相続の手続きを済ませたい方は、財産目録の作成を選びましょう。

デジタル機器の情報・データ整理

使用しているパソコンやスマホなどに残っているデータや情報も、生前整理の対象となります。
こういったデジタルデータは、当人が亡くなった際デジタル遺品として扱われることになり、近年では、「ログインIDがわからず必要情報が見られない」などといったデジタル遺品に関するトラブルが多く報告されています。
パスワードやログインIDを共有できるように整理しておいたり、不要なデータや個人情報に繋がるデータを消去しておくことで、トラブルを防ぐことができます。

具体的な内容は以上です。
実際に生前整理を始めるという方は、上記のやることリストを確認して、できることからご自身のペースで進めていきましょう。

作業のボリュームとしては、個人差はありますが大きくなることが想定されます。
始める前に人の手を借りる手配をしておいたり、長期的にスケジュールを組んでおくと、何かあった時でも円滑に対応することができます。

まとめ

いかがでしたか?
やるべきことを一覧にするだけでも、効率的に生前整理を進める助けになることがあります。ぜひこの記事を参考にして、計画的に進めてみてくださいね。

やることを知った上で「やっぱり自分でやるのは大変……。」と思った方には、プロの力を借りることをおすすめします。

トカノハートでは、東京23区・関東全域を対象に生前整理やその他のケアについて、24時間ご相談を受け付けております。
まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

今回は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!