コラム

終活・エンディングノートの作り方と基本項目!おすすめノートも紹介

「終活ノートを作りたいけれど、何から書けばいいかわからない」という方は多いのではないでしょうか。

終活ノートは、人生の終わりに備えるためだけのものではなく、今の自分を見つめ直すきっかけにもなります。

決まった書き方はなく、年齢に関係なく、思い立ったときに書きやすいところから始められます。

とはいえ、いざ書こうとすると、どんなノートを選び何を書けばよいのか迷うものです。

この記事では、終活ノートの作り方と書いておきたい基本項目を中心に、おすすめのノートや、書き終えたあとにやっておきたいことまで解説します。

これから終活を始める方は、ぜひ参考にしてください。

終活ノートとは?

終活ノートとは、自分に関する情報や、もしものときの希望を書き留めておくノートです。

「エンディングノート」とも呼ばれ、人生を振り返りながら、家族に伝えておきたいことを整理するために使われます。

自分の情報や希望の備忘録

書き残す内容は、基本情報、医療・介護の希望、葬儀・お墓の希望、連絡先、財産の情報などが代表的です。

ご自身が亡くなったときや、意思を伝えられなくなったときには、ご家族が多くの判断や手続きに追われることになります。

あらかじめ必要な情報や希望をまとめておくことで、ご家族の負担を大きく減らせるでしょう。

また、書き進めることで、これまでの人生を振り返り、これからどう生きたいかを考えるきっかけにもなります。

決まったルールや形式はない

終活ノートには、決まった書き方や形式がありません。

市販のエンディングノートでも、お手持ちのノートでも、パソコンやスマホの電子データでも、ご自身に合った方法で自由に作成できます。

自筆の遺言書のように、日付や押印などの決まりもありません。

思いついたときに書き足したり、気持ちが変わったときに書き直したりすることもできます。

一度にすべてを書き上げる必要はないので、まずは書きやすいところから始めてみましょう。

財産分与などの法的な効力はない

終活ノートに書いた内容には、法的な効力がありません。

たとえば「長男にすべての財産を相続させる」と書いても、その内容どおりに遺産が分けられるとは限りません。

財産の分け方を法的に有効な形で残したい場合は、民法で定められた方式に沿った遺言書が必要です。

医療や介護の希望、ご家族へのメッセージなど、法的な効力をともなわない思いは、終活ノートに自由に残せます。

遺言書を作成した場合は、その有無と保管場所も書き添えておくと、ご家族が見つけやすくなります。

終活ノートの作り方

終活ノートの作り方に、難しい決まりはありません。

ここでは、無理なく書き進めるための3つのポイントを紹介します。

市販品や無料テンプレートを活用する

何から書けばよいか迷う場合は、あらかじめ項目が用意されているノートを使うと、書く内容がわかりやすくなります。

主な選択肢は次のとおりです。

● 書店やネット通販で販売されているエンディングノート
● 自治体の窓口で配布されているノートやホームページからダウンロードできるPDF
● 法務局の窓口で配布されているエンディングノート
● お手持ちの一般的なノート

自治体や法務局のノートは無料で入手できるものが多く、配布の有無や内容は地域によって異なります。

お住まいの地域のホームページや窓口で確認してみましょう。

まずは無料のものから試し、物足りなければ市販品を選ぶのもおすすめです。

書きやすい項目から少しずつ埋める

終活ノートは、最初から順番に書く必要も、すべてを埋める必要もありません。

たとえば、次のようなところから始めてみましょう。

● 氏名や生年月日、住所などの基本情報
● ご家族や友人の連絡先

医療・介護や葬儀の希望など、考える時間が必要な項目は、あとから書いても構いません。

書き間違いや気持ちの変化に備えて、変わりやすい内容は鉛筆など書き直しやすい筆記用具を使うと安心です。

ご家族や友人の連絡先を書く場合は、あらかじめ本人に了解を得ておきましょう。

定期的に見直して更新する

終活ノートは、一度書いたら終わりではありません。

次のような場面では、内容を見直してみましょう。

● 病気やけがなど、健康状態が変わったとき
● ご家族の状況が変わったとき
● 医療や葬儀などの希望が変わったとき

見直した日付を書き添えておくと、いつの時点の内容かがひと目でわかります。

終活ノートの基本項目

終活ノートに決まった項目はありませんが、多くのノートに共通して取り上げられている項目があります。

ここでは、基本となる5つの項目と、書く内容の例を紹介します。

基本情報

基本情報は、ご自身のことを正しく伝えるとともに、各種手続きを進める際にも役立つ情報です。

主に次のような内容を書いておきます。

● 氏名、生年月日、住所
● 本籍地
● 血液型
● マイナンバーカードや運転免許証など、身分証明書の保管場所

手続きでは、本籍地や生年月日の情報が必要になることがあります。

血液型は、輸血など緊急の医療で必要になる場合があるため、正確に書いておくと安心です。

医療・介護の希望

ご自身で意思を伝えられなくなったときに、ご家族が判断に迷わないよう、医療や介護の希望を書き残します。

【医療】
● かかりつけ医や病院、持病・既往歴、服用中の薬、アレルギー
● 病名などの告知を受けたいかどうか
● 延命治療や臓器提供についての考え

【介護】
● 介護を受けたい場所(自宅、施設など)
● 介護をお願いしたい人
● 介護にかかる費用の備え

書いた内容どおりになるとは限らないため、大切な希望は、ご家族ともあらかじめ話し合っておくと安心です。

親類や友人の連絡先

もしものときに連絡してほしい人の情報をまとめておく項目です。

● 急な入院やけがのときに連絡してほしい人(氏名・関係・電話番号・住所)
● 万が一のときに知らせたい親族や友人の連絡先
● 知らせなくてよい人の名前

連絡先にはご本人との関係も書き添えておくと、ご家族が誰なのかを把握しやすくなります。

葬儀・お墓の希望

葬儀やお墓については、ご家族が判断を迫られることがあるため、希望を書いておくと負担を減らせます。

● 葬儀の形式や、重視したいこと(費用、お別れの仕方など)
● 宗旨・宗派、菩提寺の連絡先
● 遺影に使ってほしい写真の保管場所
● お墓の有無や場所(お持ちの場合は、管理者の連絡先や年間の管理費も)

「火葬のみでよい」「香典は辞退してほしい」といった要望だけでは、ご家族が親族への対応に悩むことがあります。

理由や背景も書き添えておくと、思いが伝わりやすくなります。

資産・財産

資産・財産は、ご本人以外には把握しにくい情報です。

ご家族が探し回ることのないよう、次のような内容を書いておきます。

● 預貯金(金融機関名、支店名、口座番号、通帳や印鑑の保管場所)
● 株式や投資信託などの有価証券
● 生命保険や医療保険(保険会社、種類、証券番号、保険証券の保管場所)
● 不動産(所在地、名義人)
● 住宅ローンなどの借入金
● ネット銀行やネット証券、サブスクリプションなどの契約

ネット上の取引や契約は、ご家族が気づきにくいため、存在だけでも書いておくと役立ちます。

ID・パスワードは、ノートとは別に保管する方法もあります。

なお、財産の分け方は終活ノートに書いても法的な効力がないため、残したい場合は遺言書が必要です。

おすすめの終活ノート

終活ノートは、100円ショップで買えるものから公的機関が無料で公開しているものまで、さまざまな種類があります。

ここでは、手軽に始められる3つのノートを紹介します。

なお、価格や内容、取り扱い状況は変更される場合がありますので、各店舗や公式サイトで最新の情報をご確認ください。

ダイソー「もしもに備えるエンディングノート」

税込110円で購入できる、項目が充実したノートです。

B5サイズ・全96ページで、「私について」「お金について」「葬儀・お墓について」など、7つの章に分かれています。

記入項目に関するコラムが付いているほか、切り離して持ち歩ける、医療情報や緊急連絡先の用紙もあります。

一冊でしっかり書き残したい方におすすめです。

セリア「もしもに備える情報ノート」

税込110円で購入できる、コンパクトなノートです。

A5サイズでビニールカバーが付いており、冒頭の説明に沿って、必要なページから書き始められます。

基本情報や連絡先の一覧、預貯金、保険、介護、葬儀・お墓などを一通りカバーしています。

ダイソーのノートよりページ数や項目数が少ないため、気軽に始めたい方におすすめです。

法務省「エンディングノート」

法務省と日本司法書士会連合会が作成した「エンディングノート ~あなたに届け、わたしの想い~」は、法務省のホームページで無料公開されています。

https://www.moj.go.jp/content/001395858.pdf

連絡先や財産、介護・医療、葬儀・お墓の希望などを書き込む部分に加え、相続登記や遺言書、成年後見制度の解説も載っています。

書きながら相続や遺言の知識も身につけたい方におすすめです。

各地の法務局では、地域版のノートを窓口で無料配布している場合もあります。

終活ノート作成後にすること

終活ノートは、書いたあとの扱いも大切です。

ここでは、作成後にやっておきたい3つのことを紹介します。

保管場所を家族に伝える

終活ノートは、ご家族に見つけてもらえなければ役に立ちません。

ご家族がすぐに見つけられ、かつ第三者の目に触れにくい場所に保管し、その場所を信頼できるご家族に伝えておきましょう。

自宅の金庫やたんす、仏壇などが代表的な保管場所です。

定期的に内容を見直す

終活ノートの内容は、時間がたつと実際の状況とずれていくことがあります。

誕生日や年始など、見直す時期を決めておくと、習慣にしやすくなります。

見直すときは、次の点を確認しましょう。

● 預貯金・保険(受取人を含む)・契約の内容
● 医療・介護や葬儀の希望、連絡先

生前整理を始める

生前整理とは、身の回りの持ち物や財産を整理することで、終活の一部とされています。

遺品整理や相続の手続きでご家族が苦労しないよう、元気なうちに備えておく取り組みです。

進め方に決まりはありませんが、持ち物の整理から始め、徐々に財産の整理へ進めると取り組みやすいとされています。

生前整理のご相談はトカノハート&ハート

終活ノートは、これからの生き方を考えながら、もしものときのご家族の負担を減らすためのノートです。

法的な効力はありませんが、決まった形式がなく、市販品や無料のテンプレートを使って、書きやすい項目から自由に始められます。

書き終えたら、保管場所をご家族に伝え、定期的に見直しましょう。

終活ノートを書いたあとは、持ち物や財産を整理する生前整理にも取り組むと、ご家族の負担をさらに軽くできます。

トカノハート&ハートでは、生前整理のお手伝いをしています。

進め方に迷うときやご自身だけでは難しいときは、ぜひお気軽にご相談ください。

トカノ ハート&ハートではお片付け・生前整理を承っております

いかがでしたか?

トカノ ハート&ハートでは、東京23区・関東全域で、お片付け、不用品回収、生前整理の代行を承っております。

「片付けが苦手」「不用品が増えて困っている」「生前整理をどうしたらいいのかわからない」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひご相談ください。

トカノ ハート&ハートのスタッフは、経験豊富で、お客様のお気持ちに寄り添いながら、丁寧にサポートさせていただきます。

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ご相談は無料です。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!