コラム

床にうんちをした時の掃除方法を解説|アルコールだけじゃダメって本当?

床にうんちをしてしまったとき、対処に迷う方は少なくありません。

とくに高齢者や認知症の方、介護が必要な方のいるご家庭では、日常的に起こりうる問題です。

この記事では、床にうんちをしてしまったときの正しい掃除方法やアルコールだけでは不十分な理由について詳しく解説します。

感染症の予防や衛生管理のためにも、正しい対処法を知っておきましょう。

床にうんちをしてしまう原因

床にうんちをしてしまうのは、本人の不注意や怠慢によるものではなく、身体的・精神的な理由が背景にあることがほとんどです。

高齢者をはじめ、介護が必要な方や精神疾患を抱える方など、さまざまな方が該当する可能性があります。

ここでは、主な原因を3つに分けて紹介します。

トイレに間に合わないから

排泄のタイミングをうまくコントロールできず、トイレにたどり着く前にうんちが出てしまうケースは少なくありません。

高齢者や身体に障害のある方は、腹部や骨盤まわりの筋力が低下していたり、足腰が弱っていたりすることで、便意を感じてからトイレまでの移動に時間がかかってしまうことがあります。

下痢や消化器の不調によって、急な便意に襲われると、同様に間に合わないことが多いです。

とくに一人暮らしの方や、トイレまでの距離が長い環境では、こうした状況が起こりやすくなります。

トイレの場所がわからなくなるから

床にうんちをしてしまう原因のひとつに、トイレの場所がわからなくなるという状況があります。

とくに認知症のある方は、記憶力や空間認識力の低下によって、普段使っているはずのトイレの場所を見失ったり、トイレの使い方自体を忘れてしまうケースも少なくありません。

また、家具の配置を変えたことや、部屋が暗い・視界が悪いといった環境要因によって、トイレまでの道のりが認識しづらくなることも考えられます。

排泄したことに気づかないから

感覚や判断力の低下によって、便意を感じにくくなったり、排泄したこと自体に気づけない場合もあります。

認知症や神経系の障害のほか、一部の薬の副作用や精神疾患の影響によって、こうした変化が起こることも少なくありません。

本人に悪気があるわけではなく、身体や心の働きによって自然に起きてしまうものです。

床にうんちをした時の掃除方法

うんちを床にしてしまった場合、ただ拭き取るだけでは不十分です。

衛生面を保つためには、ウイルスや菌の除去までしっかり行う必要があります。

ここでは、掃除を始める前の準備と、正しい手順について解説します。

掃除の前に準備するもの

掃除を始める前に、以下の道具をそろえましょう。

・手袋
・マスク
・ペーパー
・ビニール袋
・中性洗剤
・ハイター(次亜塩素酸)
・雑巾

うんちの処理には、衛生面を意識した対応が大切です。

慌てて対処しようとすると、汚れを広げてしまったり、臭いが残ってしまったりする原因になることもあります。

あらかじめ必要な道具をそろえておけば、落ち着いて安全に掃除を進めることが可能です。

準備を整えてから作業に取りかかるようにしましょう。

掃除の手順

道具をそろえたら、以下の手順に沿って掃除を進めましょう。

① 手袋・マスクを着用する
② ペーパーで便を取り除く
③ 汚れた部分を塩素系漂白剤で拭き取る
④ 仕上げにアルコールで除菌する

まずは、感染対策として手袋とマスクを着用します。

うんちに直接触れないよう、しっかり予防しましょう。

次に、ペーパーを使って便を優しく取り除きます。

このとき、広げないように注意しながら、ビニール袋に入れて密閉します。

続いて、薄めたハイターなど塩素系漂白剤で、汚れた床を丁寧に拭き取りましょう。

ウイルスや細菌をしっかり除去するための大切な工程です。

最後に、アルコールで床全体を拭き取って除菌します。

臭いや細かい菌の残留を防ぐためにも、仕上げの一手間が重要です。

アルコールだけではうんちの掃除に不十分な理由

うんちの掃除といえば「とりあえずアルコールで拭けば大丈夫」と思われがちですが、実はそれだけでは不十分なケースも少なくありません。

衛生的な環境を保つためには、アルコールの限界を理解し、適切な手順を踏むことが大切です。

ここでは、アルコールだけでは対処しきれない主な理由を3つご紹介します。

便が残っていると除菌効果が出ないから

アルコールは、汚れが取り除かれた清潔な状態で使うことで、本来の除菌効果を発揮します。

床に便が残っていると、アルコールが細菌やウイルスにしっかり届かず、効果が大きく下がってしまいます。

まずはペーパーなどで便そのものを取り除き、洗剤や塩素系漂白剤で掃除を行ってからアルコールを使うのが基本です。

ノロウイルスには効果がないから

アルコールは多くの細菌やウイルスには有効ですが、ノロウイルスには効果がありません

ノロウイルスのような「ノンエンベロープウイルス」はアルコールに強く、消毒には塩素系漂白剤(ハイターなど)の使用が推奨されています。

感染性胃腸炎が流行する時期や、感染の疑いがある場合には、アルコールだけに頼らず塩素系消毒も併用するようにしましょう。

においやシミが取れないから

アルコールには一時的な消臭効果がありますが、うんちの強いにおいや色素汚れまでは落としきれません。

とくに長時間放置された場合や、床材に染み込んでしまった場合は、中性洗剤や専用の洗浄剤で物理的に掃除する必要があります。

しっかりと汚れを落としてからアルコールで仕上げることで、見た目やにおいの残りを防げます。

床のうんちを掃除する時によくある失敗と対処法

正しい知識がないまま床のうんちを掃除すると、かえって汚れや菌を広げてしまうことがあります。

ここでは、よくある失敗とその対処法をまとめました。

アルコールだけで掃除を終えてしまう

よくあるのが、うんちを取り除かずにいきなりアルコールで拭いて掃除を終えてしまうケースです。

除菌効果があるとはいえ、うんちが残ったままでは十分に作用しません

まずはペーパーなどでしっかりとうんちを取り除き、中性洗剤や塩素系漂白剤で物理的に汚れを落としましょう。

そのうえで、アルコールで仕上げの除菌を行うと安心です。

汚れをこすって広げてしまう

うんちを強くこすってしまい、汚れを広げてしまうのもよくある失敗のひとつです。

とくにカーペットや布製の床材では、しみや臭いが素材に染み込みやすくなります。

このような場合は、ペーパーで汚れをすくい取るように、やさしく持ち上げるのが基本です。

汚れが固まっているときは、消毒液を軽く吹きかけてふやかしてから、プラスチック製のヘラなどでやさしく取り除くと効果的です。

最後に、床材に合った洗剤や掃除方法でしっかり仕上げましょう。

掃除後の換気や消臭を忘れる

掃除が終わっても、換気や消臭をせずにそのままにしておくと、うんちや洗剤の臭いが部屋に残ってしまうことがあります。

さらに、床の湿気が原因でカビが発生するおそれもあるため注意が必要です。

掃除が終わったら、必ず窓や扉を開けてしっかり換気を行いましょう

カーペットやラグなどはしっかり乾かし、必要に応じて重曹や消臭スプレーなどを使って臭い対策を行うのも効果的です。

床が濡れたままにならないよう、乾拭きや扇風機などを活用して、できるだけ早く乾燥させましょう。

まとめ:特殊清掃ならトカノ ハート&ハート

うんちを床にしてしまった場合、正しい掃除方法を知っていれば自分で対応することも可能です。

ただし、広範囲に汚れてしまったり、臭いやしみが残ってしまったりすると、個人での対処が難しくなることもあります。

そんなときは、無理に一人で頑張りすぎず、プロに相談するのもひとつの方法です。

トカノ ハート&ハートでは、経験豊富なスタッフが衛生面に配慮しながら、丁寧に対応いたします。

感染リスクや臭い、しみの除去など、専門的な処理が必要なケースでも安心してお任せいただけます。

清潔で快適な空間を取り戻すためにも、お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。

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