コラム

食品の寄付をしたい。知っておくべきことや方法、寄付できる食品をご紹介します

食品の寄付をしたいけどどのように寄付すればよいのか、細かい規定はあるのか等、わからないことが多くて困っている…という方はいませんか?
この記事では食品の寄付をする際に知っておきたいことや寄付の方法、寄付できる食品等をご紹介していきます。
食品の寄付を検討している方はぜひご一読くださいね。

食品の寄付とは?

食品の寄付は、「フードバンク」「フードドライブ」とも呼ばれています。
フードバンクという言葉は、食品関連の事業者が生活困窮者や福祉施設・子ども食堂などに、余った食品を届ける活動そのものや団体のことを指し、フードドライブは主に家庭で余った食品をフードバンクや生活困窮者・福祉施設・子ども食堂に寄付する活動のことを指します。

1967年アメリカ、アリゾナ州で捨てられてしまう食品を有効活用する目的で始まった活動が食品寄付の発祥とされており、日本でもその重要性が少しずつ広まってきています。

寄付できるもの

寄付できるものは下記のような食品が挙げられます。

お米
乾麺
缶詰・瓶詰め
レトルト食品
インスタント食品
調味料
お菓子
飲料

寄付を募っている団体等のホームページに寄付できる食品が載っていることが多いので、寄付を行う前に確認しておくと良いでしょう。

寄付の仕方

寄付の仕方は宅配便等で寄付先に直接送ることがほとんどです。
事前の申請が必要であったり、受付期間や時間が限定的な場合、着払いでの受け取りをしていない場合もあるので、こちらも寄付を検討している所のホームページ等の確認が必要になります。

寄付先の中には、事務所や活動場所に直接持ち込める所もあります。持ち込みの場合は必ず時間や曜日が限定されているので、寄付先の受付日時を確認しましょう。

細かいルールはあるの?

企業等がフードバンクとして食品の寄付を行う場合は、様々な事前準備が必要となるので、国の規定に従い寄付を行います。個人の場合は企業による寄付よりも手軽に寄付できますが、寄付する食品にNGがあることは知っておくと良いでしょう。
NGな食品には下記のようなものが挙げられます。

賞味期限が近いもの
賞味期限の表記がないもの
外装が破損・汚損しているもの
サプリメントやアルコール飲料
医薬品
生鮮食品

寄付先によっては賞味期限についてどこまでがNGか細かく明記されていたり、上記以外にもNGとされている食品があったりするので、こちらも同様に事前確認が必ず必要となります。

買い溜めてしまった食品はありませんか?

ここまで食品の寄付についてご紹介していきました。食品ロスの原因は様々ですが、中には一人暮らしをされているご高齢の方の買い溜めによる食品ロスも報告されています。
この場合、なかなか買い物に行けないからという思いがあったり、何かあった時の為多めに買っておこうが繰り返されて溜まってしまったり、溜めてしまっているご本人なりの理由があることがほとんどです。

ですがそうして溜まってしまったものが、生前整理などの自宅を掃除するタイミングでうきぼりになり、そのまままとめて捨ててしまうことで食品ロスとなってしまいます。

記事を読まれている方の中で、ご自身や親御さんのお家でも同じことが起こっている、と思った方は、これを機に食品の寄付を検討してみてはいかがでしょうか?
食品を無駄にすることなく、必要としている人に届けることは大きな社会貢献となります。

トカノハートでは生前整理で出た不要品等を活用してボランティアを行っています

いかがでしたか?今回は不要品の寄付についてご紹介していきました。
トカノハートでは、月に一度廃棄されてしまう食品や日用品を活用して、金銭的に困っている方や社会的に孤立してしまっている方々を支援する活動を行っています。

興味を持っていただけた方は、下記の記事により詳細な活動内容を記載しておりますのでぜひご一読ください。

食品・廃棄ロスを減らす!「炊き出しイベント」による社会貢献活動を始めました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!