コラム

実家の片付けで売れるもの15選|メルカリや買取で売れる昔の物リスト

実家の片付けをしていると、「これって捨てていいのかな?」と迷うものがたくさん出てきます。

一見、古くて価値がなさそうに見えても、実はメルカリや買取サービスで人気のある“昔の物で高く売れるもの”が眠っていることも少なくありません。

昭和レトロの家電や古いおもちゃ、着物やレコードなどは、思わぬ高値がつくこともあります。

この記事では、実家の片付けで見つかりやすく、今の時代に需要が高まっているアイテムを15種類ご紹介します。

捨ててしまう前に一度チェックしてみれば、思い出の品がお金に変わり、片付けの負担も軽くなるかもしれません。

実家の片付けで見つかる昔の物が売れる理由3選

実家の片付けでは、思いがけず価値のある昔の物が見つかることがあります。

古くて使わないと思って処分しがちですが、実はメルカリや買取サービスで高く売れるケースも少なくありません

その背景には、今の時代ならではの需要や価値の高まりがあります。

ここでは、昔の物が「売れる理由」を3つに分けて解説します。

昭和レトロブームで需要が高まっているから

近年は、若い世代を中心に「昭和レトロ」のアイテムが高い注目を集めています。

昔の家電や食器、さらには当時のおもちゃなども人気があり、懐かしさと独特のデザイン性から再評価されているのです。

特に、昭和中期以前のようにデザインや色使いが特徴的なものほど希少価値が高く、古ければ古いほどレア度が増す傾向があります。

一方で、中途半端に新しい時代の量産品などは価格がつきにくい場合もあるため、状態や年代の見極めが重要です。

「昭和レトロ」のアイテムは当時を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に映るため、幅広い層から需要があるのが特徴です。

実際にフリマアプリやオークションでは高額で取引されるケースもあり、思わぬ“お宝”になることもあります。

昔の物は丈夫で使いやすいから

昔の家具や家電は、長く使うことを前提に設計されていました。

無垢材を使った家具や分厚いガラスの器、鉄製の調理器具などは耐久性に優れ、現在でも十分に実用可能です。

また、シンプルなデザインが多いため現代の生活空間にも自然になじみやすく、アンティークや古道具として再評価されています。

修理やメンテナンスをすれば使い続けられる点も魅力で、資源を大切にする価値観とも合致しています。

今では手に入らない貴重な物だから

昔の物の多くはすでにメーカーが生産を終了しており、新品では二度と手に入らない希少性があります。

特にキャラクターグッズや雑誌の付録など、限定的に販売されていたものはコレクターからの需要が強い分野です。

さらに、初代モデルや当時だけのデザインは、後に復刻版が出ても「本物」としての価値を失いません。

楽器やカメラといったジャンルでは、海外でも「JAPAN VINTAGE」として高く評価されており、高値で取引されるケースもあります。

【保存版】実家の片付けで売れる昔の物15選

では具体的にどんな物が売れるのでしょうか。

実家の片付けでは、古い家具や日用品のほかにも、意外と高値がつくアイテムが眠っていることがあります。

ここからは、実際にメルカリや買取サービスで需要のある昔の物を15種類に分けてご紹介します。

昭和レトロな家電

ブラウン管テレビや黒電話、ラジカセ、レコードプレーヤーといった家電は、昭和の暮らしを象徴するアイテムとして今も根強い人気があります。

動作しない場合でも「部品取り」や「インテリアとして飾りたい」という需要があり、処分せずに出品すると買い手が見つかることも少なくありません。

特に保存状態が良く、外観に傷や汚れが少ないものは高値で取引されるケースもあり、思わぬお宝になる可能性があります。

古い食器

アデリアグラスやノリタケ、ナルミといった食器ブランド、ホーロー鍋や花柄の洋食器は「レトロかわいい」と再評価されています。

昭和特有のポップなデザインや色合いは若い世代に人気があり、インテリア小物や撮影用アイテムとしても需要があります。

小さな擦り傷や経年の風合いがあっても味わいとして受け入れられることが多く、欠けやヒビがなければ普段使いも可能です。

特に保存状態が良い品は高額で取引される場合があり、コレクションだけでなく実用性を求める層からも注目されています。

掛け軸・骨董品・古道具

掛け軸や陶磁器、漆器、鉄瓶といった古道具のなかには、美術品として高い価値を持つものも少なくありません

特に作家名や流派が分かるもの、証明書や鑑定書の付いた品は、専門の骨董品買取サービスで高額取引されるケースもあります。

さらに、見た目が古びていても「時代を経た味わい」としてコレクターや愛好家から高く評価される例も多いです。

家庭で眠っている古道具は、処分する前に一度専門家へ査定を依頼すると、思わぬ価値が見つかる可能性があります。

古いおもちゃ

リカちゃん人形やソフビ人形、超合金ロボット、ミニカー、ブリキのおもちゃなど、昭和の子どもたちに親しまれたおもちゃは、今でもコレクター市場で根強い人気があります。

特に箱や付属品が揃っているとプレミア価格がつき、当時数千円で販売されていたものが数万円以上で取引されることも珍しくありません。

年代やシリーズ、限定品かどうかで価値が大きく変動するため、多少劣化して見えてもまずは状態を確認してみるのがおすすめです。

昔のアニメグッズ・アイドルグッズ

セーラームーンやガンダム、ドラゴンボールといったアニメの初期グッズや、昭和〜平成のアイドル写真集、カレンダー、下敷き、会報誌などは、現在もコレクターやファンから根強い人気があります。

当時は安価で手に入った品でも、「限定品」や「初期版」「イベント配布品」など希少性のあるものは、メルカリやオークションで高額取引されるケースも多いです。

懐かしさに惹かれる世代と、当時を知らない世代の双方に人気があるのが特徴です。

着物・帯

正絹の着物や袋帯、名古屋帯はリユース市場で根強い人気を誇ります。

日本国内では礼装用や普段着用として、海外では「KIMONO」としてファッションやアートの素材として高く評価され、インテリアやリメイク用途でも取引されるケースもあります。

特に証紙が付いているものや、有名産地の生地を使った着物は価値が高く評価されやすいです。

汚れや傷みがあってもリメイク素材として需要があるため、処分を検討する前に一度査定に出してみることをおすすめします。

ブランドバッグ・時計

ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメス、ロレックスといったブランド品は、中古市場で常に需要の高いアイテムです。

古いデザインでも「ヴィンテージ」として再評価されることがあり、なかには新しいモデルよりも高値で取引される希少モデルも存在します

使用感や傷があっても、修理やクリーニングを前提に買い取られるため需要は十分にあります。

特に専用の保存袋や箱、保証書が揃っていると査定額がアップしやすいため、ブランド品は安易に処分せず、まずは専門の査定に出してみるとよいでしょう。

古本・雑誌・漫画

絶版になった漫画や初版本、90年代のファッション誌、アイドル誌、アニメ雑誌などは、特定のジャンルや年代に根強い人気があります。

当時の流行や文化を知る資料としての価値も高く、コレクターだけでなく大学や研究者が資料として購入するケースも少なくありません

特にジャンプやマガジンといった人気作品の連載号や、表紙に有名人が登場した号は需要があり、保存状態が良ければ高値で取引されることもあります。

処分する前に刊行年代やタイトルを確認しておくことが大切です。

レコード・カセットテープ

アナログ音源の温かみや独特の音質が再評価されており、レコードやカセットテープは近年再び注目を集めています。

ビートルズや山口百恵といった有名アーティストの作品は特に人気で、初回限定版や希少音源はプレミア価格になることも珍しくありません

カセットテープは「味のある音源」と若い世代に支持されるほか、コレクション目的で購入されるケースもあります。

盤やテープの保存状態が良ければ高額で評価される可能性もあり、実家に眠っている場合はチェックしてみるのがおすすめです。

カメラ

フィルムカメラや二眼レフカメラ、Polaroid(ポラロイド)といったクラシックカメラは、国内外で根強い人気を誇ります。

特に「Made in Japan」のカメラは性能の高さから海外で高く評価され、今も安定した需要が続いています。

古いカメラは本体だけでなく、交換レンズや専用ケース、説明書といった付属品も買取対象となるため、まとめて出品すると査定額アップにつながりやすいのも魅力です。

動作しないものでも「ジャンク品」として修理や部品取りの目的で購入されるケースがあります。

未開封の化粧品・香水

すでに廃盤となったブランドのコスメや香水は、マニアやコレクターの間で需要があります。

特にシャネルやディオールといった有名ブランドの製品は人気が高く、未開封で保存状態が良ければ高額で取引されるケースも少なくありません

化粧品は使用済みだとフリマサイトなどで販売できませんが、限定デザインのボトルやパッケージが美しいままで残っていれば、コレクションアイテムとしての価値が生まれます。

ドレッサーの奥に眠っている未使用品は、一度確認してみるとよいでしょう。

昔のゲーム機・ソフト

ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、セガサターンなど、昭和から平成にかけて登場したゲーム機やソフトは人気が再燃しています。

ソフトはパッケージ付きや限定版であれば高額で取引される場合があり、状態の良い希少タイトルでは数万円以上で取引されることも珍しくありません

レトロゲームはコレクション用としてだけでなく、実際にプレイしたい層や海外のゲームファンからの需要も根強いため、保存状態が良いものは思わぬお宝になる可能性があります。

鉄道グッズ・切符・記念品

鉄道関連のアイテムはファンに根強い人気があり、記念乗車券や鉄道模型、行先表示板、駅名プレートなどは特に需要の高いジャンルです。

廃線や廃車に関連するグッズは希少性が高く、保存状態が良ければ高額で取引されるケースもあります。

鉄道ファン市場はオークションや専門店を中心に常に活発で、思い出の品として購入する人だけでなく、コレクターや展示用に求める層からの需要もあるのが特徴です。

処分する前に一度チェックしてみるとよいでしょう。

昭和〜平成初期の文房具・文具セット

サンリオの文具セットやキャラクターの下敷き、香りつき消しゴムなど、昭和から平成初期に流行した文房具は、特定のコレクター層で根強い人気があります。

未使用のまま残っているものは特に価値が高く、子どもの頃に使っていた世代が「もう一度手に入れたい」と購入するケースも増えている状況です。

状態が良く希少なものは懐かしさと相まって意外な高値になることもあります

工具・農機具・DIYグッズ

かんな、のこぎりといった昔の大工道具や農機具、アンティークの工具は、保存状態や機能によりますが、今も実用的に使えるものが多く、中古市場で一定の需要があります

特に鉄製のしっかりとした造りは現代製品にはない魅力であり、アンティーク家具店やDIY好きの間でインテリアやディスプレイ用としても人気があるのが特徴です。

DIY人気の高まりもあって、状態の良い古い工具が思わぬ高値で取引されるケースもあるため、処分前に状態を確認することをおすすめします。

実家の片付けで失敗しないためのコツ

実家の片付けは物の量が多く思い出も絡むため、想像以上に大変な作業です。

勢いで捨ててしまったり家族と意見が食い違ったりすると、あとから後悔やトラブルにつながることもあります。

そこで大切なのは、片付けを始める前に方針を決め、段階を踏んで進めることです。

ここでは、実家の片付けをスムーズに進め、失敗を防ぐための3つのポイントをご紹介します。

片付ける前に目的を明確にする

実家の片付けはただの掃除や整理整頓とは違い、「売却を前提にするのか」「リフォームに備えるのか」「相続準備として進めるのか」など目的がさまざまです。

目的を決めずに始めてしまうと、何を優先すべきか分からず、中途半端に終わってしまうこともあります。

まずは「売れる物の選別」「不要品の処分」「重要書類の整理」など段階ごとの目標を設定し、ゴールを明確にして取り組むことが失敗しないためのコツです。

捨てずにまず仕分けして分ける

いきなり不要だと思って捨ててしまうと、あとから「実は価値があった」「家族にとって大切な物だった」と後悔するケースも少なくありません。

そのため、まずは「売る」「譲る」「保管」「処分」の4つに分けて仕分けするのがおすすめです。

特に思い出の品や重要書類は慎重に扱い、迷ったものは一時的に保留ボックスを作っておくとよいでしょう。

仕分けの段階で価値がありそうな物は、専門の買取業者や鑑定サービスに相談すると安心です。

家族や親族と相談して進める

実家の片付けでは、所有権の問題や「思い出の品をどう扱うか」といった点で家族間のトラブルが起きがちです。

そのため、作業を始める前に家族や親族で集まり、片付けの方針やルールを話し合っておくことが大切になります。

遠方に住む親族がいる場合は、電話やオンライン通話を活用して意見を共有するとスムーズです。

期限や進め方をあらかじめ決め、進行中もこまめに報告・相談することで、不公平感や誤解を防ぎながら円滑に片付けを進められます。

まとめ|空き家になった実家の片付けこそ売れるもの探しが大事!

実家の片付けでは、古くて不要だと思った物が実は思わぬ価値を持っていることがあります。

昭和レトロの家電や古いおもちゃ、着物やブランド品など、フリマアプリや専門の買取サービスで高額になるケースも少なくありません。

大切なのは「すぐに捨てないこと」

まず仕分けをして価値を見極めることで、捨てて後悔する心配が減り、効率的に片付けを進められるようになります。

空き家になった実家を整理する際は、売れるものを探しながら進めることが成功のポイントです。

しかし、物の量が多く自分たちだけで進めるのは大変なこともあります。

そんなときは、遺品整理・生前整理の専門家であるトカノ ハート&ハートにご相談ください。

経験豊富なスタッフが、片付けを安心して進められるようしっかりサポートいたします。

トカノ ハート&ハートではお片付け・生前整理を承っております

いかがでしたか?

トカノ ハート&ハートでは、東京23区・関東全域で、お片付け、不用品回収、生前整理の代行を承っております。

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トカノ ハート&ハートのスタッフは、経験豊富で、お客様のお気持ちに寄り添いながら、丁寧にサポートさせていただきます。

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ご相談は無料です。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!